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2009年2月13日 (金)

「シールド圧力低下」

「太陽風の磁場の影響で、シールドが不安定になっています」

緊急事態発生の警報が鳴り、管制室に乗務員達が集まった。

「ノエルがポットで作業に出てる」

「ヤバイな、隕石が直撃したら吹っ飛ぶぞ」ギーガードは、急いで連絡した。

「ノエル、緊急事態が発生した。太陽風の影響でシールド圧力が低下して、岩石が直撃している。至急帰還しろ」

「了解」ノエルは事態を飲み込めなかったが、アスリはすぐにロッカーから宇宙服を取り出した。

ノエル達が乗ったポットは、巨大な船体の中程まで来ていた。宇宙空間には、無数の岩石が浮遊している、シールドが弱った瞬間にそれらが、船体にぶつかってきた。

ノエルとアスリは急いで宇宙服を着て、イスに座ろうとした瞬間、ポットが大きく揺れた。

ノエルの身体は、浮き上がり、弾け飛んだ天井の穴に猛スピードで向かった、ノエルは、宇宙に放り出て死ぬんだと思った。その時、右手が引きちぎれるほどの衝撃が走った、アスリの手がノエルの腕を掴んでいた。左腕は、船内の一部を掴んでいた。

空気が抜けて、真空状態になったポットは格納され、ノエルとアスリは、床に転がり落ちた。アスリの左腕は伸びて壊れ、握られた手は動かなかった。白く濁ったオイルと血のような赤い液体が噴出した。

ギーガードは、ノエルの腕を握っているアスリの指をやっと広げて離した。骨は砕けているかもしれなかったが、今頃ノエルは宇宙を漂っていた事だろう。

「アスリすまない、ありがとう」

ノエルは、担架に乗せられアスリを見ようとしたが、身体に力が入らなかった。全身打撲のような状態になった身体は、麻痺していた。

ギーガードは、アスリの身体を起こしてヘルメットを外した。

「アスリよくやった、ノエルは無事だぞ」

アスリは、力を出し切って動けなかった、内部充電の為に人間のように眠るアスリは、気を失った。

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コメント

大丈夫です。

投稿: ムラムtラ | 2009年2月18日 (水) 00:44

小説だとわかっているんですが、アスリに目覚めて欲しいです。

投稿: 永田電磁郎 | 2009年2月17日 (火) 14:24

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