赤塚不二夫先生が亡くなった。
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1977年頃~80年頃に少年チャンピオンで不定期に連載されていた、「青い空を白い雲がかけてった」あすなひろしの復刻版の文庫が出て、今月になって「いつも春のよう」「林檎も匂わない」などあいついで、作品集が文庫化された。
俺は、何冊か単行本を持っていたが、引越しや整理してすべて処分してしまっていたのだ、が2年ほど前に古本屋で「青い空・・・」を見つけあすな作品を探していた所、あすなひろし追悼サイトの高橋さんや漫画家のみなもと太郎先生が、復刻版出版の行動をしているというのをしった。
真昼間の悲しさ、みたいな。
糸井重里さんのコメントは、まさしくそうなのだ。「青い空・・」をチャンピオンではじめて読んだ時、学園青春ドラマのほのぼのした作品なのに、切ない・・・青春の切なさではなく、哀しいかんじなのだ。
朝日ソノラマで出ていた、「哀しい人々」を中学2年の時買って読んだ時、その大人の哀しいドラマに、ショックを受けるほど、本当に哀しいのだ。
世の中の底辺で生きる、さえない人々の悲しい話。これだったんだ、あすな先生の作品に垣間見える感じは・・・
中学時代あすなひろし作品は、かなり自分に染み込んでしまった、その後いろいろなマイナーな漫画やガロなんかや、青年誌の漫画を読んだが、あすなひろし先生的な、悲哀感には出会わなかった。
今回、ほぼ後期の「林檎も匂わない」を読んでみると、気負った感じがなくなっていて、哀しさの見せつけがましさがないのがわかった。
あすな漫画には角刈りの男が、必ず出てくる、それは作者の姿の投影なのだと思う、「林檎も・」では段々才を取っていく、多くは語らないが、生きる事に対するメッセージを感じる。
あすな作品は悲しいんだけれど、登場人物達は、不器用に一生懸命生きているのだ、だから暗くはない。そしてその懸命さが、悲しいのだ、ほぼ空回りな感じが。
「哀しい人々」1~3朝日ソノラマが、そのまま復刻してくれないかと思うが、2001年に亡くなってから、つまり死んでから多大な評価をされるのが、また哀しいのだ。
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